バリスティックストレッチ
運動前後に行うことの多いストレッチには、静的ストレッチと動的ストレッチの2種類があります。
今回紹介する「バリスティックストレッチ」は動的ストレッチの1種であり、反動を使って行うことが特徴です。
1、バリスティックストレッチに期待できる効果
バリスティックストレッチには、柔軟性や可動域のアップなどの効果が期待できます。また、競技直前に行うことで、パフォーマンスが高まるともいわれています。
2、バリスティックストレッチの正しいやり方
筋肉が硬い状態でバリスティックストレッチを行うと怪我の原因になります。事前にゆっくりと筋肉を伸ばしたりして筋肉を十分に温めて柔らかくしておくことが大切です。最初からバリスティックストレッチを行うのは、怪我につながるのでやめましょう。
バリスティックストレッチの基本的なやり方は、カウントを4つとり、4カウント目で勢いよく筋肉を伸ばすというものです。「1」の時の反動が一番小さく、「2、3」で少しずつ反動を強くしていき、最後の「4」で関節が動くくらいまで筋肉を伸ばします。筋肉に痛みが出ないように調節しながら、同じ動作を8回または16回繰り返し行うようにしましょう。