熱中症予防
熱中症とは、高温多湿な環境下で体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり、体温調節機能が崩れたりすることなどによって、体内に熱がこもった状態のことです。
熱中症は炎天下で運動したような場合だけでなく、高齢者が熱帯夜にエアコンを使用せず寝ているうちに室内で発症する可能性があります。
熱中症になる要因には、以下のようなものが挙げられます。
・65歳以上または15歳未満
・気象条件(気温が高い、湿度が高い、風が弱い、日差しが強い)
・持病がある(心疾患、肺疾患、精神疾患、高血圧、糖尿病、認知症など)
・肥満
・もっとも暑い日中の行動(激しい運動や慣れない運動、長時間の野外作業、水分摂取の機会が少ない)
・健康状態がよくない
・エアコンなどの空調設備を使用していない
など
熱中症対策
①暑さに負けない体作りが大切です。
日常的に適度な運動をおこない、適切な食事、十分な睡眠をとるようにしましょう。
②『水分を』こまめにとりましょう
喉が渇いていなくても、こまめに水分をとりましょう。スポーツドリンクなどの塩分や糖分を含む飲料は水分の吸収がスムーズにでき、汗で失われた塩分の補給にもつながります。
③『塩分を』ほどよくとりましょう
適度に塩分をとる必要はありませんが、毎日の食事を通してほどよく塩分をとりましょう。大量の汗をかくときは、特に塩分補給をしましょう。
④『室内を』涼しくしましょう
扇風機やエアコンで室温を適度にさげましょう。