首のストレッチ
首が動かしづらい、首が重たくて痛いといった症状である「首こり」。この首こりをお持ちの方は多いと思います。
ここでは、首こりの原因やストレッチ方法をご紹介します。
人間の頭部は4〜6kgと言われています。真っ直ぐに向いているだけでも首にはストレスがかかっていますが、頭頸部を下に傾けるとさらに負担が増えます。
スマホやパソコンを長時間使用するとうつむく姿勢となり、首にとって大きな負担となります。また、同じ姿勢を続けることで、筋肉が緊張して血流が悪くなり、疲労が蓄積し、凝りの症状が現れます。さらに運動不足や加齢に伴い、筋力が低下し、猫背になりやすくなります。猫背は首が前に出て、首の後ろや横の筋肉が常に緊張している状態になり、その結果、血流が悪くなり、首こりを引き起こします。
ストレッチの方法
ストレッチは反動をつけずに、15秒〜30秒ゆっくり、呼吸を止めないように行ってください。
1つ目は首こりと肩こりにも関係する肩甲挙筋のストレッチです。
①左腕を下ろす
②右手で左側頭部を持ち、右斜め前に倒す
③15〜30秒キープ
④反対側も同様に行う
2つ目は首の後ろ側にある頭板状筋のストレッチです。
①両手で後頭部を軽く押さえる
②首を前に傾ける
③15秒〜30秒キープ
※首を前に傾ける時は、力を入れて傾けるのではなく、頭の重みで傾けるようなイメージで行います。背中を丸めず、身体が前に倒れないように気をつけてください。